教養試験勉強、対策と結果【公務員民間経験者採用】
勉強出来る時間は約半年。有休消化で休める最初の2ヶ月でどこまで詰め込めるかがポイントと考えた。
TACの先生が教えるとおりに時間がかかるという数的処理から始める。嫌いではないので楽しいが、一度の授業が3時間はきつい。
数的推理→とにかく繰り返しやってパターンを覚えれば大体出来ると思う。個人的には確率と数列は難しかった。
判断推理→回数やれば覚えられる。面白い問題が多いがドツボにはまると時間を浪費しやすい科目なので、試験で行き詰まったら諦めも肝心
空間推理→繰り返しやって考え方を理解することが必要。サイコロ型の問題は簡単。回転体は苦手だと難しい。
資料解釈→一通りのパターンをやっておくと良い。特別区以外では得点になりにくいが確実に取りたい科目。実数値なのか増減率なのかを間違えないようにする。
その後人文科学。自分は理系出身の為足りない知識を早めに補完したいと考えた。
英語は早めに捨てた。模試の結果、英語を解く時間はほぼないと判断した。
その他自分で不要と判断した科目以外は一通り手をつけた。
9月の試験で3箇所の試験を受けたが受かったのは市役所のみ。自己採点から考えると7割以上は取らないと合格は難しいと思われる。
各試験と勉強科目のコメントは以下の通り
■特別区
→必須+時事+選択科目でそこそこ取れれば足きりは軽くクリアできる。
自分のように英語を捨てても数的処理、現代文、時事+選択(得意科目)が出来れば十分クリア可能。
教養試験はあくまでも足きりであり、合格できるかは論文次第。
■さいたま市
→一次試験合格ラインは7割以上。基本的には出題範囲には全て手をつけておくべき。必須の課目で8割程度取れないと厳しい。
■一般市役所
→必須と必要の範囲を一通りやっておけば7割は取れる。ただまわりも同じくらい出来ると思われるため、合格ラインは8割あたりかもしれない。
【必須】
数的処理(数的推理、判断推理、空間把握、資料解釈)
文章理解(現代文、英語)
社会科学(憲法、経済、社会)
【必要】やっておいて損無し
人文科学(世界史、日本史、地理)
自然科学(物理、化学、生物、地学)
【不要】
古文(どこにも出なかった)
思想、文化史(特別区の選択で出て来るだけなので他で補えば不要)
数学(出ても一問。高卒程度を抑えるだけで十分な気がする。)
調べた限りでは一般枠の試験で自然科学を科目から外している自治体があった。政令指定都市でもSPI3で受験できる場所も出て来ているので受験対象は幅広く調べてみると良い。
TACの公式テキストはVテキストである。テキストも全科目分作られてはいますが、最重要科目である数的処理は上下巻の2巻構成となっている。
公務員Vテキスト〈17〉数的処理〈上〉 (公務員Vテキスト)
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本
公務員Vテキスト〈18〉数的処理〈下〉 (公務員Vテキスト)
- 発売日: 2011/03/01
- メディア: 単行本